女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

SATC2をみてドメスティック・フェミニズムに思いをはせる

そろそろ行っておかないと終わってしまう!ということでみてきました。
ちなみにこのシリーズをスクリーンでみたいの理由の8割は衣装です。


なんだか映画版の1よりフェミ色が強い気がしました。相変わらずキャリーの行動が「えええー?」なのは仕方ない…よね。今回はサマンサの更年期障害のネタがとても興味深かったです。あたしあの四人の中で友達になりたいのはミランダですが、知り合い程度の仲で済むのならサマンサが一番好きです。


んでアブダビのリゾートホテルに4人が行く話なのだけど、ヘテロカップルのめんどくさいところを次々と提示されつつ、どうすんのよーって笑いつつ考える、みたいな印象でした。
ちなみに4人がカラオケで「I AM WOMAN」を歌うシーンでダダ泣きしました。泣くとこなのか?とは思うんだけど。歌詞とかが。なんかこれで泣くのは「ヘア・スプレー」で泣くのと同じくらいのうっかり感が…いやじゃないんだけども。
あと最後の方に出てくるイスラム圏の女性たちの行動は、ドメスティック・フェミニスムの流れなんだなあと思って感慨深かったです。大学でイスラム圏の女子教育のこととかもかかわっていて、実際に大学に研修を受けに来る人たちと会ったりもしているんだけど、イスラムの教えの範囲を逸脱しないように、でもけっこう好きなことをできるような工夫はしてるんだなあ、と思ったことがあって、それを思い出しました。


あとはあれですよ。
パンフレットの対談にもあったけど、ファッションに一度は本気でのめりこんでわけがわからない行動(お金ないのに数万の靴を買う、とか。食費削ってヴォーグ買うとか)の通過儀礼を終わらせておかないと、洋服選びに真剣にとりくめなくて、ここぞというときの服選びに困るんですよ!


「人間は見た目が大事」なときに、見た目に手をかけられなくてどうするんだ、と思うのです。毎日がそうなんじゃなくても、中身が大事なときがあっても、外見が大事なときだってないとは言い切れないじゃないですか。
特にモテとか恋愛の勝負時において。
そんな決めなきゃいけないときに「えーでも服なんて…」と腰が引けるようだから、非モテなんじゃないの?といいたい。
まあこのネタはまた今度。