女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

具体的な対応策を考えてみる(6/6追記)

出生率のニュースが流れるたびにうんざりとした気分になります。
が、うんざりしていても仕方がないので子どもが増えそうなことを考えてみましょう。

  • 妊娠・出産・不妊治療を保険適用にする(保険適用じゃなくてもいいからもっと安くできるようにする)
  • 保育園を増やす
  • 時間外保育を充実させる
  • 風邪ひいても熱があってもサポートしてくれる託児施設を設ける
  • ある程度の規模の企業には託児施設併設を義務づける
  • 産休・育休の取得状況を外部機関が監査し、取得しづらい状況にあると判断された企業にはペナルティを課す
  • 正社員雇用でない社員にも復職を保証する
  • (あまり適切な言葉ではないけど)ゆるく生きたい女性とばりばり生きたい女性*1を女性というだけでいっしょくたにしない
  • 働く女性に「(仕事を辞めてでも)出産しろ」というプレッシャーをかけない

…無茶ですかそうですか。でもね。
だって結婚・出産を機に収入が減ったり立場が悪くなったり地位が下がるのは嫌なんです。
誰が好きこのんでそんなリスクをしょいこんでまでさらに育児をやろうと思うんですか。

追記:その1
専業主婦で暮らしたいという人をゆるく生きたい人と表記しましたが、対比として便宜的に表記しただけであって専業主婦がゆるいとは思いませんよ。ていうか本気でやろうと思ったら大変だろうと思うし。
でも専業主婦のめんどくささ(だと私が認識している事柄)につきあうのが私は嫌いなので私はそういう立場の人とあまり関わりたくないです。

追記:その2
個人的には出生率の話に「国家が滅びる」とか「先祖の血を絶やす」とか「税金が云々」という話を持ち出せば持ち出すほど女性はげんなりして子どもを産みたくなくなると思うので、エライ人たちはその辺を考え直した方がいいと思うよ。あと「家事は愛、調和、献身、祈りの行動であって労働ではない」とか寝言をいう人はそんな愛や献身を捧げられるほどご自分がご立派かどう検討した方がいいと思うよ。

ていうか産む・産まないは個人とパートナーとの間の選択であってデカいツラして介入されたいことじゃないと思うの。うざいの。余計なお世話なの。なりふりかまってる場合じゃないって言うわりにはなりふりにかまってるよね(代理母とか試験管ベイビとか養子縁組をもっと普及させれば良いのにさ)

個人的な話になるのでこの先はあくまで一例ということでお読みいただけばと思います。


私は結婚を理由に去年まで常勤講師として勤務していた短大を辞めて大学の非常勤助手と高校の非常勤講師を掛け持ちしています。その選択には後悔していませんが実際に多分年収は半分以下になると予測しています。しかし扶養の範囲内で働いているわけではないので国民年金国民健康保険も納めています。ついでに失業保険も払っています。
結婚はしましたが妊娠出産の予定はとりあえず保留になっています。

自分の人生に子どもという存在を乗せるのもありかな、と思う一方で子どもは邪魔かもしれない、という考えも自分の中にあります。この先どうするのか自分でもあまりわかりません(そもそもここ数年さっぱり予測のつかない人生を送っているしな)あとは「結婚は別にいいけど子どもは欲しい」とか「彼の子どもを産みたい」という人の気持ちもわかりません。

でも出生率のニュースが流れ、それについてテレビの中の人たちがコメントをする度に殴り倒したくなるほど怒りを覚えます。
うぜえよ、と吐き捨てたくなります。

いいよね。チンコ持ちは受精させてしまえばお役ご免だものね。
マンコ持ちに妊娠出産子育てを押し付けて自分は仕事して扶養手当もらってたまに子どもの相手でもしていれば世間体は保てるものね。

と、下品かつ下卑た台詞を吐きたくなるのです。
気が向いたら書き足します。

*1:具体的に言うならば「専業主婦になって暮らしたい」という人と「仕事も結婚・出産もゲットするわよ!」という人