女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

女性の不満をひと言で説明するならばこの非実在病名

映画「ヒステリア」をみてきました。


http://www.hysteria.ayapro.ne.jp/


予想以上にフェミな映画だったけど、話のベースはあくまで医師である使命を果たしたい主人公(男性)の話でありラブコメです。
家庭の天使と新しい女の間で揺れ動いてみたりする話だし、友情の物語でもあるし。
当時(ヴィクトリア朝後期)のイギリスと現在の日本を比べると、進歩したところとしては女性にも参政権、財産の所有権、高等教育を受ける機会があることなんかはあげられるけど、それ以外のところってあんまり変わっていないんじゃないかしらと思いながら映画館を後にしました。女性が意思や感情、特に怒りを表明するとヒステリーのせいにするところなんか、ヒステリーが実在しない病気だとわかった現在でもそうじゃない?ていう。
でもまあPG12で*1治療もカーテンで仕切った触診台で行われていて肌色度はゼロっていうかむしろマイナスだし、上記な感じでコメディぽいので「この人と付き合うかどうか迷うなー」って相手を見極めるリトマス試験紙的にカップルでみるといいんじゃないかなーて思いました。

*1:あとで知ってびっくりしたよ