引っ越しした際に本棚を買った話は前にしましたが。
その前にやったのが壁紙をはることでした。やってみたかったんですよ壁紙はるの。だって面白そうじゃん。しかも家具をあれこれ入れる前でないとやりづらいじゃん。
というわけで2月～3月にかけて夜な夜なネットで壁紙を探したり、サンプルを取り寄せたりしていました。
壁紙といえばモリスだけど、モリスはなんかくどそうじゃない…？と思ってしまったのです。イチゴ泥棒は可愛いけど動物の柄って正直身の回りにおきたいかっつーとどうじゃろみたいなところがあり（着物でもそうなんですが）アカンサスは重厚すぎでは…みたいな。それよりはもうちょっとかわいい感じのがいい。
いいなーと思ったのは、竹久夢二がデザインしてる図案を壁紙にしたシリーズとか
www.lilycolor.co.jp
あと紅型を壁紙にしてるやつとか（しかしこれは小売りはしていなかった）
binryu.com
で、結局たどり着いたのがこちらのサイトと、WALPAという店舗でした。壁紙屋本舗はタイトル通りなオンラインショップなんですけど、初心者でも壁紙貼れるキットがあったのでそれを買おうかなーと考えていたのです。とりあえずこれポチれば壁一枚分は余裕で貼れる。
kabegamiyahonpo.com
あと貼り方レクチャー動画が充実してる。
kabegamiyahonpo.com
しかしいっぺんお店で実物見たいしな…と思っていたところにWALPAさんを見つけて、とりあえず店舗へ。
walpa.jp
てか会社情報真面目に読んだら壁紙屋本舗とWALPAは同じところがやってるんですけどね。
ちょうどCOVID-19 がそろそろやばいのではみたいな話で短縮営業していたのであんまり時間がないなーと思いつつ、部屋の寸法を考えながらあれこれ見ていたら店員さんに声をかけられて、でいろいろ話してるときに「それなら一押しのがあります」と言われて出されたのがエトロのシリーズでした。なるほど確かにこれはツボ。ここの面に貼りたいんですよねっていう話をして間取り図に採寸をしたものを見せたらすぐに必要な巻き数を計算してくれて、試し貼り用の糊と端切れもくれたので早速試してみました。クローゼットの壁に貼って一晩おいて、ちゃんと貼れてるかどうかと剥がせるかを確認。実は別に剥がせなくてもいいんですが、自分の飽きっぽさを信頼しているので飽きたときにサクッと剥がせた方がいいかなみたいな…（自分でかいててひどいと思う）
とかやってたらお店は営業しばらく見合わせてるとのことで、オンラインストアでポチリました。
前述の糊と道具のセットを壁紙屋本舗でポチりました。下手に道具を買い集めるより手っ取り早いし、この手のものは初心者が道具をケチっていいことはひとつもない。貼る壁紙は糊なしのものを2種類購入。
養生はマスカーで。
んでこうやって貼ってゆきます。
糊がダマになってうひーって感じだったんですが、バケツについてるネットを往復させると効率よく撹拌できることを後で知りました。とほほ。
でも不具合はないです。
できたーっていってTwitterに写真をあげたら、職業大家の知人に「壁紙はるのむっちゃうまいですね！？プロ…！」と言われたのですが、水平垂直がとられている壁に幅の一定のものを貼っていくのにそんなに難しいことはなくない…？みたいな気持ち…糊もローラーで塗ってるから割と均一に塗りやすいし*1。
ポイントとしては
- カッターは一回切ったら刃を折れ。常に最新の刃で切る心持でのぞめ
- 柄のある壁紙の方が端をあわせやすい
てことくらいですかね…。いやでも白一色の壁もいいけど、好きな壁紙を一角だけでも貼るとよりお部屋に愛着がわきます。まあ飽きたら剥がしちゃうかもしれないけど。
ちなみに今回かかった費用（6畳ちょっとの部屋2面分）
- 輸入壁紙（シンプルめなやつ） 6600円×2本
- マスカーシート幅550mm×長さ25m 約300円
- 糊と施工道具セット（11点入り） 約4000円
- 輸入壁紙（ゴージャスなやつ）約15000円×2本
計5万円くらいですかねー。そこそこかかったけど満足度高いし、施工業者に頼むともっとかかるし納期ものびるので、自分で3日で終わってよかったです。
*1:単にまっすぐ貼って切るだけでは？て返信したらまずもってそこが難しいんですよふつうは！みたいなことを言われたまあわからんでもない
