女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

食器好き

私の母は食器好き。
昔、父親の仕事の関係で香港にいた頃のこと。その当時の香港はまだ物価が安く、色々な洋食器が日本で買うよりかなり安く買えた、らしい(あと象牙のアクセサリーもけっこう買ったりしてたかんじ)(何故あやふやな書き方かとゆーと、幼稚園児だったわたくしは象牙屋さんに飾られていた立派な置物とかアクセサリを入れるサテンのミニポーチくらいしか覚えていないからです)母の好みはわりと甘めの花柄がぶわっとかかれたようなものらしく(ジノリとかウェジウッドとかロイヤルアルバートとかあのへん)折にふれてカップとソーサーを2客ずつ買っていました。んでたまにそれを使ってお茶するという。普段はマグカップの四季揃いのを一人ずつ使っていて、あたしのは秋でした。
実家にはそんな風に買い集めたカップとソーサーの飾り棚があるのです。まあつまりはその程度の食器好きで、私にもそれがまんまと伝染しているわけですが(というのが前フリ)

ここ数年使っていたマグカップが割れてしまったのですよ。背が高めでたくさん入って持ち手がごつくなくて、縁が厚くなくて持ったときに重くないのがお気に入りだったのに。学部の頃のレポートも卒論も修論もこれ片手に唸りながらでっちあげたと言っても過言ではないくらい。

まあ割れてしまったものは仕方がない(し、あんまりつらつら文句を言うと食器洗い担当の夫が凹みそう<実際には洗っている最中に割れたわけではないのですが)買ったお店がまだあるのかわからないので後継を探している最中です。今は一番最初の職場で使っていたマグか実家から貰ってきたロイヤルドルトンの白いマグを使用中。

自分でもこのこだわりっぷりがちょっとうっとおしくてめんどくさい時がありますが、しょうがないのだ。