女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

オニババってなに?上・下

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000021-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000071-mai-soci
ようするに「子ども産め」って話ですか…ってかんじ。でもさ。子どもを産む前に結婚しなければならないという考え方が存在していること自体が女性の妊娠・出産への敷居を高くしていると思うのだけどどうだろう。

私は生理がものすごく重いというわけではないが軽くはなく、市販の薬で抑えられる程度の生理痛と生理前の異様な眠気(持ち帰り仕事に支障がでる)と落ち込みがち・いらいらする等と共に十年以上過ごしている。布ナプキンを使うようになって大量の燃えないゴミとそれを排出する不快感(自分の身体からでたものがゴミ=不浄なものと考えてしまうわけなので)からは解放されたし、ケミカルナプキンを使っていた時にあった「ずれないか、漏れていないか」という不安からもオサラバできたし、自分の身体と向き合うこともしはじめているので、調子が悪いといいながら婦人系の不調に限って絶対に病院に行こうとしない人に出逢うと困る。困るというか、何とも言えない気持ちになる。
だって婦人科に行くこと自体が嫌悪すべきこと、敬遠することとして語られてしまうんだから。生理であることを悟られないようにしなくてはいけない*1とか、経血がしみているのが恥と思ってしまう文化が浸透してしまっているのもある。
そしてそれを構築しているのはその人が今まで育った環境や、うけた教育や発言や、そういうものなんだから。

そんな背景を無視して妊娠・出産だけを良いこと・素晴らしいこととして語られても綺麗事にしかきこえないよ。

*1:私はこれがほとんどなくて、あまりに隠そうとして挙動不審な人をみると切ない