『黒革の手帖』
これからどんどん泥沼にハマるかんじがしてたまりません。なんか元子っていろいろと迂闊だよね。今までみてた中で迂闊だと思ったのは
- ATMからお金を引き出して慌てて出て行くところ
- 楢林院長を強請る時にコピーの手帖らしきものをみているところ（＝コピーの存在を相手に見せてしまっていること）（その情報が銀行の元支店長のところに届いたらどうすんねん）
- 婦長が喫茶店の契約をするのを見届けなかったこと
- 婦長を自分の側にひきずりこめなかったこと
- 波子相手に捨て台詞を吐いてしまったこと（銀座のルールがわかってない波子にあんなこと言っても逆効果じゃない？）
記憶でざっと書き出してみたけどこれくらいですかね。ボロボロありますね。この辺から破綻してゆくのではないかっていう感じがぎゅんぎゅんします。原作はドラマを見終わったら読もう。松本清張は一時期友だちが読んでいたのだけど手を出しかねていたんですよね。
…ところで。予備校のボスを「室井さんぽいや〜」と思いながらみてたんですが、同じ人じゃん！気がつけよアタイ！それともそんなことにも気がつけないほど米倉涼子のママっぷりとか釈由美子のアホさ加減にやられてるってことなの？ねえ？（私は笑えるくらい男の人の顔を覚えられないんですが、それにしてもこれはないだろうよ…眉間に皺がよってないと柳場さん（室井さん）だと認識できないのか？）
『大奥 第一章』
ヒロインについてゆく女性がでてきたなあというかんじ。家光の「男狂い」は女が嫌い→男へ走っておけば周りがあきらめてくれるかもという駄々にしかみえないんですよね（そういう話になった真意はともかく）。ていうか大奥まで持っているのに 童 貞 か よ （ツッコミどころはそこじゃありません）
んでもって尼君の下の階に幽閉されている女が笛吹の男の姉とかそういう見え見えな話になるのかなー。やっぱそんなコテコテな話だったよ！嗚呼！
ところで尼さんのかぶり物は被るひとが美人だとその美人さをより一層引き立てますね。前の話の野際陽子もそうだったけど、今回の瀬戸朝香もそうだよなあ。
