女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

そして考え込む

セクシュアルマイノリティに関することについて考えているとどんどんと何とも言えない気分になる。現在の私は男性の恋人がいるしそう遠くない将来その人と一緒に生活するつもりでいるのでレズビアンというレッテルをはられることはまずないし、彼氏ができて以降に出逢った人は私のことをヘテロだととらえている…のだと思う。まあ家族もそうだろうと思ってるんだろう(弟その1は詳細に私の恋愛話やエロゲ萌え話をきかされているので微妙なところだが)しかし自分がヘテロであると思われることにすごく抵抗がある。それが転じてマジョリティのレッテルを貼られることに対する違和感になっているのだと思う。

そんなわけで「レズってわけじゃないけど〜」という表記を連続して使用しているのをみると「あなたもレズってわけじゃないのよね?」と言外に言われているように思えてきて「ああそうかよそんなにレズビアンのレッテルを貼られるのが怖いのかよアンタはっていうか余計なお世話だよ」とやさぐれる、ような気がする。

この際かいてしまうけど、ネットに数多く点在するマリみて二次創作を読んでいるとなんともいたたまれない気分になることがわりとある。理由はよくわからないけどいたたまれないというか、気持ち悪い。多分へテロ社会の嫌なかんじ、というのをかぎつけてしまうからなのだけど。ついでに言うならばマリみては健全のみですよという主張もよくわからない。というか、主張するのは個人の自由なのだけどその「健全」が何をさすのかが明示されないままにバナーが貼られているので*1どうしたら良いかわからなくなってしまうことが多い。

私にとっては、の話だけど着衣での抱擁もキスもセックスも根っこは同じで分類なんかできない。好意というのはlikeとloveのグラデーションであってその境界は私にとっては非常に曖昧だ。私の中で相手の好意の度合いによる順位付けは存在しているが、それが友愛なのか恋愛なのかはあまり私にとっては重要ではない。なのでそこに拘られるとなんともいえない気分になる(でもどうすっころんでも恋愛対象にはならない!という人はいる。ベクトルの問題かな)

女子校暮らしが長くて仕事のつきあい以外で男の人の知り合いってのが皆無に等しいせいもあるのかもしれないけどね。

ジャンルわけ用語と、自分の性的指向の分類に使用する用語とを完全に分けて考えられない性格が難儀なのかねーと思いました。

*1:ちゅーまでしておいて健全もないだろうというか。姉妹なら健全なわけ?とか。まあそんなこと