女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

ポリエステルの着物は本当に許されないのか問題・1

本日は和装の話なんですが。

和装してみよっかなて思ったときに実行にうつすかどうかって環境にだいぶいろいろ左右されると思っているんですけど、私個人はたいへん恵まれてた環境にいる方だと考えています。

まず母親の着物がそのまま適切なサイズで着られるわけですよ。母方の曾祖母が和裁の先生をやっていたので、母が結婚する際には嫁入り道具に着物をそれなりに仕立ててもらったんですよ。それで結婚後は仕事やめて暇だししばらくはお茶のお稽古とかいくつもりだったのに、予想外にはやく子どもができてしつけをとることもなくタンスに仕舞われたままの小紋とか付け下げ小紋なんかのカジュアルめの着物が数枚残っていたわけです。で、私が「着物きてみたいんだよねー」て思った時にようやく日の目をみる、みたいな。私と母は身長が同じなので、母のサイズで仕立てたものは私もいい感じのサイズで着られるという。よくお母さんの着物を着ようと思ったら身長がぜんぜん違うからサイズが無理っていう話をよくきくので、これはラッキー以外のなにものでもない。あとまあ前述の和裁の先生やってた話と関係するんですけど、曾祖母のお弟子さんが総出で縫ってくれた話から考えるに、普通に支度するよりもいい生地使ってるんじゃないかね*1これ…みたいなことは感じます。

次にわりと小さいときに母が和装で出かけるのを目にしているので、なんとなく目になじみがあるわけです。私が一桁歳の頃に父親の転勤で香港にいたことがあるんですけど、日本人倶楽部があって正月の集まりとかいわゆる駐在妻のみなさんは和装なわけですよ。あと結婚式とか。それで私はワンピース弟はシャツと半ズボンを着せられて、母は訪問着にお太鼓締めて出かける、みたいな。その訪問着は一桁歳だった我々がよだれ食べこぼしその他で汚してしまって着られない状態なんですけど、ちょっとあらたまった席にでるときに和装という選択肢があるんだなというのをみていたのは結構でかいのではないかと思います。

で、夫の祖母が普段和装で生活してる人で、着つけも教えてくれたわけです。夫と付き合いを開始した頃に浴衣きてお祭りだか花火大会にいこうというベタなことを考えたときに大学の和裁の授業で仕立てた浴衣をきたんですよ。んで本をみながら(あと母が後ろでやんや言うのを聞きながら)着て出かけて、夫の祖母にみせたら動きやすい着つけの仕方とか色々教えてくれたわけです。

てゆーところで時間切れなので2に続く(えっ) 

*1:タダで縫わせてたとは思いたくないけど普通にお願いするよりは仕立て代が抑えらるだろうなっていう