女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

確定申告に振り回されるわたし:エブリシング・エブリウェア・アット・オール・ワンス

去年の夏に機内で見た時にめっちゃ面白かったので楽しみにしておりました。ぶっちゃけ去年は映画館に行く機会を逸したまま終わってしまい、今年もRRR見たいけど長いな…というのもあってならまあ映画館初めをこれにするかみたいな。日本公開おそいわ!とかもあるけど賞レースで箔付けしなかったら上映館少なくてぐぬぬってなったし某番組で映画紹介コーナーでLiLiCoさんが「めっちゃ面白いんですよこの映画」つうてふーん…ていう雰囲気になっただろうな…みたいな感じもあったのでまあこれはこれでよかったのではみたいな。いや知らんけど。

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公式サイト

話としてはマルチバース世界のアルファの配偶者に「世界をすくうのは君だ」と言われても税務署の書類はやばいし父親がきてる旧正月のぱーちーの準備はあるし娘はやや受け入れがたい恋人を連れてくるしもう大変!みたいなミシェル・ヨーがその巨悪と戦おうとしたら自分のアルファの娘でした、ていう話。いや娘だったっていうのが公式サイトに書かれててそこはネタバレじゃないんだ???て驚いています。
娘は闇おちして結果として世界を混沌に陥れようとしているんだけど、その名前がジョイっていうのもなんかこう…名付けってどの言語でも大事よなという気持ちなのと、エヴリンは元々持っている中国語(広東語?)の名前があるんだと思うんだけどその辺どうなんすかね。んで娘と一応折り合いはつけるんだけど、ぶっちゃけそんなに再生してないと思うんですよねあの家族とはいえ移民一世の主人公が娘とマジで縁を切るのはつらすぎるのでまあこれはこれで…という感じなのかもしれない。とはいえソーセージ指の世界は大変にけしからんので10代でこのシーンを見ていたら薄い本を求めてさまよっちゃうだろうな…という気がしている。あとエヴリンがあそこで娘のセクシュアリティをやや受け入れやすくなるのではないかと友だちが言っててたしかに…て思いました。