良しとされてるイメージ像からはずれがち女子『アイ、トーニャ』

宝塚の博多座中継からそのままはしごしてみました。

大変面白く、かつひやひやしながらみました。何にって自分のなかのゲスい感じをあらためて突きつける感じにひやひやしますよ。

ナンシー・ケリガン襲撃も衝撃だったし、リレハンメル五輪の時の靴紐が切れたのを訴えている彼女もテレビで見た記憶があるし、その後の顛末を目にする際に「トーニャ・ハーディング」の文字にスキャンダルのにおいを感じてにやにやしてたのも思い出す。当時はインターネットがなかったからあれだけど、今ならあっちゅーまにああなってこうなってそうなるよねーていうのが容易に想像がつくし、それにあっさりのって踊ってしまいそうな自分をつきつけられるわけですよ。こわい!あとトーニャ本人にスケートへの愛はあっても大義名分とか他の愛がないのが救いかなと。

というのと同時に、おとなげないなーて感じる採点のあれこれだったり*1特に女子シングルに顕著なふわふわとしたプリンセスとか妖精ぽさが良しとされるみたいなジェンダーバイアスごりごりなところとかがリアルで、でもそれぞれの登場人物の言ってることはあんまりかみ合ってないみたいなのが面白かったです。あと登場人物が全員あたまおかしい発言しかしない中で、トーニャがボクシングをしながら「真実は一つなんかじゃない」ていうモノローグが流れるのがマジでその通りすぎてしんどかったです。 

ところで衣装いいなーて思ったら20センチュリーウーマンと同じ人か…! 

*1:現在の採点方法になってからは国と国のあれこれが一応表にでないからおとなげない度合いが減ったと思うのなくなったとはいわないけど