ポリエステルの着物は許されないのか問題・2

ポリエステルつーか、化学繊維の話。天然繊維の対語ですね。天然繊維は動物性と植物性があって、シルクとウールは前者、綿と麻は後者です。他にもいろいろあるけど動物の毛とか植物の皮とかそういうのからつくられてるのが天然繊維。

で、化繊ていっていますが、ざっくりわけると再生繊維、半合成繊維、合成繊維があります。再生繊維は綿とか麻と分子レベルでは同じでセルロースをあれこれして糸にしたやつ、合成繊維は石油とかから糸にしたやつです*1。で、なんで化繊がつくられてるかつーと、繊維としてシルクがいろいろすばらしーけど欠点もあるのでそこを補った感じのやつつくればいいんじゃね?て話なわけですよ他にもいろいろあるけど。シルクの欠点は値段が高いのとあらゆるものに弱いところですね。光とか水とか力とか。あっちゅーまに糸が切れてほつれるし、ストッキングは伝線する。でも見た目は光沢があって綺麗だし、夏涼しくて冬暖かく、軽いし肌触りも良い。なので化学繊維が進化の先として目指してるのは大半がシルクなわけですよ*2。で、ポリエステルの着物というやつが出現するわけです。他にもウールのかわりにスフてのがあったとはきいてますが、今はまあウールでつくるよねそれ…てことでおいておきます。

それで和服って普段着は綿、ウールで絹はよそ行きなわけです。綺麗だけどお手入れ大変だし高いし。雨に降られた日にはリカバリー大変つうか水通したら美しさの元でもある光沢が死ぬわけで、それをどうにかうまいこと解決できないかって話の行き着く先がいまのところはポリエステルの着物、なんだと思います。洋装の礼服なんかもいまだいたいポリエステルですし、それでいいのではないかと思っています。私もちょっと出かけるのに着物、て思ったらポリエステルのプレタで柄の大きめな小紋とか買うと思うもん。

なのに何でこんなにとやかく言われないといけないのか。てゆーところで3に続きます。たぶん。

 

*1:あくまでわかりやすくざっくりした説明ですよ材料学ホントギリギリで単位貰ってるからねわたし

*2:当然ながら例外はあります