女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

白い服を白く保てる身分に思いをはせる『静かなる情熱 エミリー・ディケンスン』

すべりこみシネマクレールで『静かなる情熱 エミリー・ディケンスン』みてきました。映画にしにくい題材だと思うんですが、うまいこと料理されてるなーという印象でした。しかしツンデレにしてはツンがすぎやしませんかね…て心の中でつっこんでたらその辺は演出だったようなので、実際に引きこもるにいたったのは事実なわけだしわかりやすくするにはこうなるなーみたいな気持ちに。わたくし文学にあんまり興味が持てないのですが、字幕がすごく気を遣ってるんだなーてのはわかりました。

 

最後の方のディケンスンは白い服を着て家にひきこもるわけなんですけど、その服が白いままで終わるので妹のヴィニーと使用人たちがそうとう世話してるんだな、とかそんなところに気持ちがいったりしました。つか本人は結婚したくないってゆーてそのままでもいいけど、妹どうすんねん…ていう。余計なお世話だけども。

あと個人的な感想としては、晩年にディケンスンが抱える持病が恐ろしくて発作がとんだホラーでした…膀胱炎やるとあの震えの数十分の一くらいのおきるんですが、それでもしんどいし何より痛いよねつらい!ていう。透析ないと薬で対処しかないだろうしなー。