北欧の風を感じながら名誉男性のミソジニーにむきあう3時間(フェ〇シモ風に)

ハンナのお花屋さん、中継をみてきてました。DVD収録ついでに中継しようぜっていい試みだと思うんですよ。千秋楽ってまた特殊なんで…

で。公演期間も終わったので超めんどくさい話をします。

そもそも植田景子先生についての私の中での印象って衣裳の時代考証は超本気だけど他がどうかな…っていうのと、最近なんか名誉男性ぽいよねーていうものなんですよ<ちょろっと自分のツイログ遡ったら2014年2月にそんなこといってたしちょいちょいけーこたんのミソジニーがとかうめいているのでありました全然最近じゃなかった。まあ堕天使の涙みてないし、他にも見逃している演目がある状態であれこれいってもなんですが、彼女の演出を見ているとものすっげーミソジニーが襲い来る印象を覚えるわけです。根本的なところとしてカソリックプロテスタントの区別があんまないあたりもちょっとつらい。牧師とシスターが一緒に出てきちゃうとかちょっと…て思っています。

そもそも贔屓の退団公演であるところのマイディアニューオリンズもけっこうアレだったもんなあ…あすかちゃんがファッションプレートから抜け出たかのようなドレスの着こなしをみせてくれてそれを心の支えに通ったけど、今回みたいに現代ものだとそれもないのがつらい。いやあきら氏のスーツは萌えるけど。キキちゃんの苦悩する役もおいしいけどでも花組で二番手最後っていうときにあの役でいいのかっていうのは別の問題じゃないですかねみたいな(以下自粛)しかし男性キャラには萌えがもれるのに、女性キャラがステレオタイプすぎてぺらっぺらなのはいかがなものかと思うわけですよ。いくら宝塚の芝居が男役ありきでも、その背景には娘役もいてモブキャラでもモブキャラなりに存在感と芝居があるのが宝塚のいいところなわけですから。

で、ハンナのお花屋さん。個人的にあーここ無理だなーて思ったのは、図書館司書のローズのキャラクター造形とその扱いです。横目でちらりとしか海外エンタメをみていない私からみても、2014年のロンドンていう設定であのキャラはあかんし、あれで笑いが取れると思ってるのはアウトでしょうよ、ていう。まあそもそも図書館員としてもあんなに乱雑な本の扱いはさせちゃだめでしょう…みたいな。それに独身オールドミスがイケメンフローリストにあからさまに色目使ってるみたいなキャラ平成も終わろうっていうのに価値観が昭和すぎる。

フェアトレードがいま自分の中であついんですね?てのはわかるので、そこにだけ焦点を絞ってやっていただければよかったんですがそこに色々興味のなさそうなこと(ネット恋愛とか!)まで絡めるからツッコミどころがいっぱい出てくるんだと思うんですよ…。あとは自分の理想の女、が宝塚の娘役としてありな立ち位置かどうかっていうところが揺らぐのだろうなあと思います。理想とのギャップって年齢とともに自分で折り合いをつけていかねばならないことだと私は考えているんですが、そこが転じてミソジニーに昇華されてるのをみるのほんとツライ…でもまあロココとかやってくれれば衣裳がゴージャスだし演出は耽美なので多少の不満は飲み込めるんですが、現代のヨーロッパでしかもヒロインが移民でホームレスまっしぐらな設定ではそれも無理、みたいななんとなく男性演出家でもPCとかに配慮してるかな?て感じがじんわりひろがっているのに、そんな名誉男性的な演出されてもなあというのが正直な気持ちでいます。まあ私の中でちょっとひっかかるネタなのが宗教と人種問題なのはけっこうある…なんか人種問題扱います!てなっても宝塚の舞台でやると日本人にありがちな名誉白人的な視点が入ってくる感じがどうにもぬぐえないっつーか。

 

オチのないまま終わるよ。