女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

萌えすぎて蒸発するかと思った。

ごきげんよう、お姉さま。ご無沙汰しておりましたけれど、おかわりはなくて?
この書き出しで日記を書くのも久しぶりすぎて、すべてが懐かしいですわ。


…というわけで「マリア様がみてる」実写版映画をみてきました。
同じく女子校出身・原作すきーの某嬢とみにいったわけですが「まあでもほら…どうせ実写つーてもアイドル映画でしょう?ポスターはいい感じだけども」と思ってみに行ったのです。
が。
萌えすぎて浄化されて消えうせるかと思った…!
最初の登校シーンで、あのセーラー服を着た女の子たちがゆるやかに坂をのぼっていくのをみただけで、清々しくて涙しました。全編ロケなので、背景も美しいです。


たぎるあまりに帰りの電車でツイッターでアホのようにつぶやきました*1
というわけでログを持ってきた。

マリみて映画みてご飯食べながら喋り倒して帰宅中。マリみて薔薇さま方が素晴らしく薔薇さまであった。祐巳役の人が設定年齢より若いのもあって彼女からみた蓉子の全能さが、自分が中学生の時に感じた高2のお姉さまの「なんでもできる大人なかんじ」がよく出てて、あまりの懐かしさに目から水が。

あと蔦子さんも良かったし、祐巳志摩子由乃と並べたときに由乃が一番色が白くて日にあたってない感じもよく出てた。なによりティーンが姿勢よく品よく言葉遣いも丁寧に振る舞ってる集団て清々しい。気取ってるとか思われる気恥ずかしさって害悪以外の何者でもないですよね。

聖さまがたいそうイケメンで、江莉子さまの笑顔が悪巧み全開で、うち震えました。あと身体や手足のシルエットがリアル。13〜14歳の人の脚と大人の脚では数値的に同じ長さ太さだとしても、明らかに違うもの。どっちがいいとかではなくて、それぞれの美しさがあると思うんです。

同行者も私も女子校出身かつ原作ファンで、よくわからない懐かしさと、いい雰囲気の間や画面の瑞々しさにあちこちで号泣しました。パンフレットがつくられなかったのが残念です←パーフェクトガイドがパンフレットの代わりに売られてました。あと大阪で一週間しかやらなかったとか意味がわかりません。

…まあ落ち着こうか私。
予告編をご覧になった方は祐巳の台詞回しに「……。」となったかもしれませんが、子役だと思えばいいのです。あと、ちゃんと百面相できてたし、一人だけ動きがぎこちなかったりコミカルだったりしてたのでこれはこれで祐巳っぽかったと思うわけです。
薔薇さまsの三人がとても薔薇さまっぽくて「ああ!ああ!こんなかんじ!」と涙してました。
あと蔦子さんがいい感じに眼鏡美少女で、キラキラとカメラを構えてて素晴らしかったです。


実写化するとエピソードを消化するためにサクサクすすんだりしがちだと思うんですけど、長すぎるんじゃないかと思うほどの間がとられていたり、ダンスの練習のシーンも視点をぐるぐる変えて撮ってたり、いちいちよくわかっていらっしゃる…!と思いました。
池袋だとまだやっているので、是非。
私ももう一回くらい観に行きたいです。


映画原作 マリア様がみてる (コバルト文庫)

映画原作 マリア様がみてる (コバルト文庫)

*1:しかも時数制限にばりばりひっかかりながら。自分でもどうかと思いました