女教師Aの小部屋R

あちこち行ったり観たり食べたり

一元化してしまうことの恐ろしさ

NHKスペシャル『”いのち”の対話』をみました。
なんというか…番組製作サイドの先入観が透けてみえるようで、見ていて座りの悪い思いをしました。
そして「中絶は人殺しであり、後悔を伴い、それを引きずって生きていくもんだ」というメッセージが始終発せられているのが恐ろしい。ていうかそれって他人にとやかく言われることではないし。
中絶を迷う人にとやかく言うよりも、避妊についての正しい知識を普及させて実行させる方が望まない妊娠とその結末のひとつである中絶を未然に防げるんじゃないの?と思うのですがこの番組が
少 子 化 対 策 の 一 環
としてつくられているのならば、避妊については言及せずに「できちゃったらとにかく産め。産んじゃえばなんとかなる」というカラーになってしまうのは仕方がないかなあと思います。逆効果なのにね。

ざっと検索したかんじではこのクリニックの院長の講演は極端なことはおっしゃっていないような印象があるので、番組製作サイドの意図でこんな番組になってるのかなーともちょっと思いました、

後でもう少し書き足します。